熊本竹入漆喰『かぐや壁』

健康と環境を守る塗壁材 かぐや壁 誕生!

■なぜ竹なのか? 驚異的な生命力と環境問題

古くから、日本国内だけでなく世界中で使われていた優秀な建材「漆喰」 に世界一のカルデラを誇る阿蘇が生んだ大地の恵み 「リモナイト」 と太古の時代から様々な用途に利用されてきた有効資源 「竹」 を配合しました。

竹は抗菌効果や害虫の忌避効果をはじめ、竹の肉質が微細多孔体であることから断熱・吸音効果や脱臭効果も発揮します。 したがって、竹は一般的な木材は持ち合わせない、竹ならではの理学的特性を生かした健康的な住空間を創造する、理想的な建材を産み出す資源なのです。

・日本の竹林の多くが「荒廃竹林」「竹公害」と言われています。
原因は、竹産業の需要が激減し、竹林に対する手入れが行われなくなったためです。
その結果、竹の密集を生み、竹の根を浅くして竹林の大規模な表層滑りや森林破壊につながっています。
・熊本県の竹林面積は、約10,270ha と全国 5 位、竹材の生産量は、熊本県は、鹿児島県に次いで全国2 位となっています。
・竹は、成長が早く、5 年程で竹材して利用されます。
・竹の生命力は驚異的なものがあります。ベトナム戦争の枯葉剤や広島原爆にも唯一残った植物は、竹でした。

■ 竹の効能と浄化作用

・竹には抗菌、鮮度保持能力に優れています。昔の人は、竹の皮でおむすびを包み、竹の水筒で長旅に備えました。鮮度保持能力と抗菌作用利用した先人の知恵です。また竹の含有成分には、白セン菌(水虫)に対する抗菌物質が発見されています。
・中国では、竹のエキスは、万能秘薬とされており、現代医学でも制ガン効果があるとされる多糖体物質が多く含まれていることが判っています。
・動物の世界では、竹を主食とするパンダの糞が全く臭わないのは、含有成分に異臭を分解する物質を多く含んでいるからです。
・熊は、狩り前に竹を食べて体臭や息の臭いを抑えているといわれています。

■漆喰の驚くべきウィルス抑制効果

漆喰は、インフルエンザウィルスを99.9 %不活性化して感染力を低減させます。大きな問題となっているコロナウィルスや他のウィルスにも効果が期待できます。

漆喰の主原料の消石灰は強アルカリ性のため、菌は生きていけずウィルスは不活性化します。鳥インフルエンザでも消毒用として使用されています。

しかし全ての菌を死滅させるのではなく人に有用な菌、麹菌などは生きることができます。
そのため酒造や味噌蔵など醗酵に良くない有害菌を抑制する漆喰壁が使用されています。

■漆喰の効果

①調湿効果
②消臭効果
③抗菌効果
④光の拡散効果
⑤保冷・保温効果
⑥防音・反響効果
⑦シックハウスの原因物質の吸着&分解効果
⑧静電気抑制効果
⑨ダニ抑制効果
⑩不燃材
⑪鳥インフルエンザ予防・防疫効果
(主原料の消石灰)

■放置竹林問題とその背景

多年生常緑の植物でイネ科に属す竹は地下茎で増えて成長が早く、5年程度で竹材として利用されています。竹は優良な資源であり、日用品や工芸品材料、建築材、食材(タケノコ等)として非常に用途の広い素材です。しかし、1960年代以降安価なタケノコや竹材の輸入により国内産の需要が減少し、プラスチック製品の普及農山村を取り巻く社会状況の変化に伴い特に近年の日本においては竹の需要量が激減しました。

その結果、竹は次第に利用されなくなり竹林は放置され荒廃が進行している状態が全国各地において見られており、熊本県においても放置竹林の問題が生じています。近年、バイオマスエネルギーとして竹の活用が期待されていますが、竹の需要拡大には繋がっていないのが現状です。

■竹の効能と有効活用

一方で竹は、成長の速さや硬さに特徴があり、抗菌効果や害虫の忌避効果をはじめ、竹の肉質が微細多孔体であることから断熱・吸音効果や脱臭効果も発揮します。
したがって、竹は一般的な木材は持ち合わせない、竹ならではの理学的特性を生かした健康的な住空間を創造する、理想的な建材を産み出す資源なのです。

■かぐや壁と他社の塗壁材の比較

熊本県立大学 環境共生学部 調査に調査を依頼。
サンプル試験の結果一般の塗壁材と比較して、化学物質過敏症やシックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒド等の化学物質の吸着に対してより効果があることが証明されました。

揮発ホルムアルデヒド濃度の経時変化

揮発アンモニア濃度の経時変化

他にも各機関へ硫化水素吸着試験・微生物試験・遠赤外線放射率等の調査・試験を依頼。
一般の塗壁材と比較して優位な結果が出ています。

■かぐや壁は熊本県リサイクル認証製品です

・環境負荷の少ない循環型社会の形成を推進するためリサイクル製品の認証を行います。

①対象資材②品質性能③環境安全性④再資源の割合⑤製造環境などを、
審査基準に熊本県リサイクル製品審査員(学識経験者)による厳しい審査で認証されました。