熊本天然漆喰『命の土壁』

建材等から発生する化学物質などによる室内空気汚染等と、それによる健康影響が指摘され「シックハウス症候群」と呼ばれています。
その症状は、目がチカチカする・吐き気・頭痛・湿疹など人によって様々です。

そこで私たちは健康にこだわり、化学物質を含まない自社オリジナルの天然漆喰を開発しました。

■『命の土壁』の意味と思い。リモナイトに魅せられた邪馬台国女王「卑弥呼」

その昔「阿蘇黄土(リモナイト)」の魅力に魅せられた女性がいたといわれています。邪馬台国の女王「卑弥呼」です。

その倭王卑弥呼から、魏へ贈られた献上品に「丹」が名を連ねている記憶が今も残っています。
「丹」とは、倭国の人々に「献上品」や「呪術の儀式」「日常の装飾」幅広く用いられていた鉄丹「ベンガラ」を意味しています。また、中国では「不老不死の秘薬」として「丹」を珍重し活用していたと言われています。

月日は流れ昭和54年ごろから、阿蘇町一帯の弥生時代の古墳で石室や石棺から大量のベンガラ「鉄丹」が発見されました。この膨大な量のベンガラを、古代の人々はどこで手に入れたのでしょうか。
それこそが、阿蘇の大自然の恵み「阿蘇黄土(リモナイト)でした。リモナイトを加熱すると主成分の鉄分が、たちまちふかみのある赤褐色へと色を変えます。

阿蘇一帯では防腐効果、殺菌効果として館や鳥居などに用いられていました。
「邪馬台国の九州説と魏志倭伝」「弥生時代の古墳から発見されたベンガラ」「阿蘇黄土・リモナイト」は深く関わっているという説も唱えられています。
そして現在、長い時を経た今でも、阿蘇黄土「リモナイト」は「自然の恵み」「命の土」として愛されています。

邪馬台国の時代から長い年月が過ぎ、便利性を求めることにより、昔ではなかったシックハウスで多くの方が苦しんでいます。
卑弥呼が愛した「命の土」を活用して現代病であるシックハウスで苦しんでいる方々の命を少しでも救えればとの思いで「命の土壁」と命名しました。
※商標登録済


■シックハウスの原因ともされるホルムアルデヒド吸着・分解試験

シックハウス症候群の最も大きな原因とされるのが、素材から放散される化学物質です。その一例としてホルムアルデヒド・トルエン・キシレン・ベンゼンなどがあげられます。その中でもホルムアルデヒドは防腐剤や接着剤として使用されています。
「命の土壁」は専門機関によるホルムアルデヒドの吸着・分解試験の結果、約30分後には吸着・分解される好結果が実証されました。


■漆喰の特徴(長所)

1.湿度を調整し、結露から来るカビやダニを防止します。
2.悪臭やホルムアルデヒドなどのVOC(揮発性有機化合物)を吸着する機能があります。
3.静電気が発生せず、ビニールクロスよりもはるかに汚れにくい仕上げです。
4.有害な物質が含まれておらず、廃棄されても環境に優しい素材です。
5.アルカリ性で抗菌作用が長期間持続します。
6.不燃材料として認められています。


■鳥インフルエンザの予防や口蹄疫の防疫・消毒に

漆喰の主原料である消石灰は、鳥インフルエンザや口蹄疫の防疫・消毒に撒かれております。鳥インフルエンザに対する有効性がパスツール研究所(フランス リール市)への委託研究で実証されました。